ヴァイオリニストのエリン・キーフさんは前回のコンクールで第2位となられた方。バッハからバルトーク、シベリウス、クライスラーと名曲を迫力満点の演奏でじっくり聴かせてくださいました。
演奏者自身のお話を盛り込みながらのコンサートでしたので、その人柄を身近に感じられるところがとても良かったです。その中で・・・なんとエリンさんは8歳からアメリカのスズキ・メソードで育ったそうです。皆さんの先輩だったんですね!ヴァイオリンを選んだ理由がとてもユニークで。「新しい家のドアが小さくてピアノが入らなかったから」・・・なるほど。
伴奏は仙台出身のピアニスト高橋麻子さんでした。とても息の合ったアンサンブルだったので、「今日で会って三日目です」にびっくり!
高橋さんの言葉に「たとえ言葉が通じなくても音楽があれば、解かり合える。それが素晴らしいです」
世界の共通語「音楽」を通じて、たくさんの人と色々な気持ちを共有できたらいいなあ。
次の日、支部合奏会であちこちの教室から集まってきた生徒さん達が楽しそうに一緒に演奏している姿を見て、しみじみ感じてしまいました。
菅野