2008年04月24日

卒業式に行ってきました! 関東、北海道・東北地区卒業式:今年で38回目

全国5ヶ所で毎年3月末に行われるピアノ科卒業式。
関東、北海道・東北地区卒業式は今年で38回目となりました。熱気あふれる
リハーサルから本番までの様子をご報告します!

前期高等科までの生徒さんは2台のピアノを使っての斉奏。組み合わせは実行委員の先生方により決まりますので、多くの場合もちろん初対面・・・。練習や二度のリハーサルを重ねて本番に臨みます。あったことも無いお友達と息を合わせて弾く緊張感と喜び・・・スズキ・メソードならではの光景です。


最初のリハーサルは皆の憧れの的、東誠三先生に特別レッスンして頂きます。限られた時間の中、一人一人に合わせ、とても熱心にご指導いただきました。


ちょっと緊張で硬くなっていた生徒さん達。「指先だけではなく、腕全部を使ってたくさんの気持ちを伝えよう!」すぐ真横で奏でられる素晴らしい音・・・きっと子供たちの心にまっすぐ届いたことでしょう。こんな音が聞こえてほしいなと願い、そして自分の音に耳も心も澄ませることの大切さを改めて教えて頂きました。


二回目は10日後、佐藤ケイ子先生によるリハーサルでした。


さすが同じ釜の飯を食べる仲間・・・?!と思ってしまうくらい、ぴったりと息が合ってきた様子に脱帽。その能力の可能性は、ただただうらやましいばかり。ン十年前は、私も子供だったはずなのですが???


そして、3月27日・・・。満開の桜のもと、晴れやかな笑顔とともに卒業式が行われました。

江原功先生指揮による、スズキ関東地区オーケストラによる祝賀演奏による幕開け。
続いて、才能教育課程卒業曲 モーツァルトピアノ協奏曲「戴冠式」です。


オーケストラをバックにピアノを弾く機会は、なかなか望んでも得られない大きな夢。
三人の生徒さんたちはとても堂々と、そのまたとない機会を楽しんでいるようでした。


その後の卒業式では、今年の卒業生の皆さんが舞台の上に大集合。豊田先生からのお褒めの言葉に満足そうな笑顔が並びます。会場前にはホールの外になが〜い列が出来るとか・・・。出席した人しかいただけないバッチを楽しみに集めている生徒さんもいるのでしょうね!


最後に研究科Bを卒業なさった生徒さんは、「頑張ったね」の気持ちを込めて、全員の名前を紹介します。この経験を生かして、これからも大きく羽ばたいていくお兄さんお姉さんたち・・・見つめる後輩たちの目にも賞賛の色が浮かびます。卒業制度は子供たちの意欲作りのために始まったものでした。昔も今も、そんな気持ちに変わりはないのですね。

第2部・・・いよいよ2台での斉奏です。本当に子供たちって、本番が一番スゴイんです!!!どの子もとても集中して、よく頑張っていました。


毎回、出来上がった本番だけ聞き、ただ感心するだけでした。今回、リハーサルから覗かせて頂き、その過程における子供たち、先生方の熱心な努力に接した私は心からの拍手を贈りました。当然ながら、最初から上手く合うわけではない。相手の息使いや拍子感・・・すべてを全身で感じ、その中で一緒に音楽を作り上げていく。まさにその瞬間を共有している子供たちは、何を感じているのでしょうか。大人になっても、今のこの気持ちは忘れがたい経験となって、きっとどんな時も支えてくれるのでしょう。


もうひとつ・・・今回はとても男の子が活躍していました。小さなお子さんから大きなお兄ちゃんまで。自分のペースで音楽と楽しく向き合って過ごしてきた様子に、スズキの未来を感じました。


迫力満点のベートーヴェン ソナタ「情熱」で今年の卒業式は終演となりました。


「今度はあの曲弾きたいな!」新たな目標を胸に、すっかり仲良しになった仲間ともお別れです。来年もここで元気に会えるといいね。

菅野
posted by suzukimethod at 00:15| お知らせ・イベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする