せっかく頑張って掴みかけたものが、その直前に手からこぼれおちる…そんなことって、ありますよね。
私は頻繁に経験していますが、たった今も、また経験しました。
数十分かけて書いたブログが、なぜか保存されなかった…。
何かの操作ミスに違いありません。
そんな時は、むなしさで一杯になりながら、それをネタにまたブログを書く。
一度きりしか使えない手ですが!
今日書いて儚く消えたあのネタに合掌しつつ、いつかまたここに復活させることを心に誓いつつ。
明日また頑張ります…。
ともあれ、何か一つくらい。
最近、またバッハの無伴奏ソナタとパルティータを聴く機会が増えました。
しかし、これは本当にとてつもない曲です。
1720年に書かれてから、約290年くらい経っても、その輝きはまるで失われることがない。
とても難しく、容易には扱えないし、もし万が一、仮に技術的に演奏が可能になったとしても、その演奏解釈がまた非常に難しい。
どの方角から登っても、簡単なコースが無い、険しい山のように聳え立っています。
それでいて、その姿は厳格にして美しいだなんて。
おそらく今後500年経っても、ずっと金字塔のままなのでしょう。
ちなみに私はまだ、その山に近づく道に迷い続けています。
消えた文書と全然違うものを書いてしまった。
飯塚
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