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2010年06月02日
こちらも乙なんです。
この間の書き込みからずっとシューマンにハマっておりまして、色々と聴き直している次第です。
で、今日はチェロについて書いてみます。
シューマンはチェロのために、ソナタこそ書かなかったものの、小品を結構残してくれています。
それらは極めて個性的な曲が多く、シューマンらしさに満ち満ちています。
シューマンの、ピアノ以外の楽器のために書かれた器楽曲は、楽器指定が複数あることが多いんです。
例えば、ヴィオラのために書かれたけれど、チェロやヴァイオリンでも弾いてよい、というような感じです。
ホルンとピアノのためのアダージョとアレグロという曲があるのですが、この曲もやはりチェロでもヴァイオリンでも演奏可能です。
というより、むしろチェロで弾かれることの方がむしろ多いのでは?と思える程です。
で、この曲が、また個人的に大好きなんです。
シューマン特有の、陰りを含んだロマンティシズムがとてもたまらないんです。
まだお聞きになったことの無い方は、この機会に是非!
飯塚